くらむ

オーケストラの少女のくらむのレビュー・感想・評価

オーケストラの少女(1937年製作の映画)
4.2
1937年の映画だが、非常にテンポよく観られる作品で古さを感じさせない。
一人の女の子の情熱と行動力でいろんな人が巻き込まれ、みんなの夢が実現するおとぎ話だけれど、愛と勇気と知性が詰まっていて素晴らしい。
パッと見冴えない人でも、その内面では芸術を理解し、違いが判る人が要所要所で出てくるのも憎い演出。
ストコフスキーはCDでしか知らなかったので、こんな人だったのかあ、とちょっと感激。演奏を聴いているうちに指揮したくてウズウズする様が良かったな。
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