でしょうかな

悪魔のセックス・ブッチャーのでしょうかなのレビュー・感想・評価

2.6
休暇を利用して湖に遊びに来た4人の女子大生。だが帰る時に車がエンストしてしまう。既に深夜であり呆然とする4人だが、そこにビリーという青年が通りかかる。その晩は彼の家に泊めてもらえることになったが、彼の父は強く反対する。それでもビリーは4人を泊めることにしたが、夜中に惨劇が起こる。

若い女性が、内気な青年と厳格な親の元に泊まったことで惨劇が起こるという、エド・ゲインモチーフというか、亜流「サイコ」みたいな作品。風呂場で襲われる場面や、最後に犯人の精神病を解説する下りなんかはモロ「サイコ」。
画面は全体的に安っぽく、また強引な展開や、よく分からない部分は長いのに大事な場面はサクサク進む謎テンポなど、まあ昔のB級映画以上のものではない。
一応、最初の4人があっさり全滅したり、犯行の全貌など少し捻りもあったが、今となってはさほど目新しくないので、あまりオススメはしない。
ただ、つまらないというほどではなく、77分と短くはあるので、暇だったら観てもいいかもしれない。
でしょうかな

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