感涙必至のメロドラマと辛辣な皮肉が同居する両義性に痺れた。
ラナターナーの驚くべき鈍感さとアンコンシャスバイアス、そして自己中心的な愛、映画『グリース』挿入歌“Look At Me I'm Sa…
シングルマザー同士で出会った親子が、一方は家に仕えるメイドとして、もう一方は舞台女優としての生活を展開していくってストーリーで、若干いろんな要素を詰め込んでるなって印象を受けた
母が黒人ってことをコ…
結構色んなことがてんこ盛りで何がメインテーマなのかはよく分からないけど野心家の女優の母、何不自由ない生活を送れるも母からの愛に飢えている娘、黒人という立場をわきまえ慎ましく生活をする母、黒人であるこ…
>>続きを読む1940年代〜50年代のアメリカ。白人と黒人の2組の母娘の話。ストーリーはシンプル。優しい黒人女性アニーと父に似て肌が白い娘のサラジェーン。娘は黒人の血が流れていることをひた隠し、やがて母と距離を置…
>>続きを読む先に『いつも明日はある』を観たからか、人物の心理描写が結構ラフスケッチなのが意外だった。女性の描写に力を入れているのは分かるけれど、男性のキャラクターは展開を進めるが為だけに動いている駒のように感じ…
>>続きを読む「この映画には、いい気持ちを抱いていませんね」ダグラス・サーク
サーク監督の最後の長編映画でありハリウッドとの決別となった作品。原題は「Imitation of Live(人生の偽り)」。Film…
多少陳腐にも思える御涙頂戴ではあるが、逢瀬を紡いできたメロドラマは母娘の愛憎に加えて貧困問題や人種差別を以ってアメリカに対する社会批判をも唱える極上のファミリーメロドラマへと昇華する。サラジェーンの…
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