Jumblesoul

悲しみは空の彼方にのJumblesoulのレビュー・感想・評価

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)
2.0
当時のベストセラーの原作を映画化した30年代の作品のリメイク作。
メインテーマはアメリカの人種問題。しかし、売れないシングル・マザー女優のサクセス・ストーリーを盛り込んだので、焦点の定まらないビンボケ作品になった印象。
本来の主役の黒人家政婦の葬儀があまりにも盛大すぎて、さすがに現実離れ感がしてシラける。マヘリア・ジャクソンのソロは聴き応えがあったけど。
本作の約13年前の『郵便配達は二度ベルを鳴らす』では色っぽい若妻役だったラナ・ターナーが、すっかり老け込んだのには少しガッカリ。
今なら美形&スタイルの良さで、どこでも大人気になるであろうサラ・ジェーンには、あのマイケル・ジャクソンが重なって見えた。
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