スナネコ

悲しみは空の彼方にのスナネコのネタバレレビュー・内容・結末

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

浜辺で出会った黒人のアニー親子と女優で一人娘と暮らしているローラが家族の様に寄り添いながら暮らして行く。
やがてローラに大きな仕事が入り、売れっ子舞台女優に。
1940年代頃、まだ黒人は差別されていたが、ローラは優しくアニー親子と接していた。でもアニーの子はハーフだったので複雑で、母が黒人だと馬鹿にされ、大きくなっても惨めな想いをしていた。
ローラもアニーもお互いに必要としていて、でも子供達は複雑だし、ローラの子は寂しい。
アニーも差別や偏見で大変だと思うけど、立派に高校まで卒業させる。
最後の葬式の壮大さ。
自分の引き際をしっかり計画立てて旅立つアニーが素晴らしかった。
野心家の女優のラナ・ターナーさん、本当に美人。
昔の映画、良いな〜と思った。
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