かぼす

悲しみは空の彼方にのかぼすのネタバレレビュー・内容・結末

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニーのキャラが魅力的。分別と如才なさを備え、控えめなようで自分の要求はしっかり通す。
でも、アニーの正しさは娘のサラジェーンの望む幸せにはフィットしなかった。サラジェーンみたいな特殊な存在がありのままで生きることを社会や時代が許していなかったから。(黒人として生きたとしてもコミュニティから浮くんじゃないかと思うんだけど、実際のところどうなんでしょう)
家長のローラ、ローラの娘、そして自分の娘の成長を見つめ悩みを受け止めてきたアニー、彼女はその死を以てまた家族を再構築させた。内助の功ここに極まれり。

ところでサムネの右の男は誰なん?
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