TakayukiMonji

悲しみは空の彼方にのTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

悲しみは空の彼方に(1959年製作の映画)
4.0
ダグラス・サーク作品初鑑賞。
これがダグラス・サークか。全てのメロドラマはここに行き着くのかというくらい、王道のメロドラマ。起承転結、完璧。
オープニングの歌からして、”愛こそが全て”な導入。そんなオープニングからは男女間のやり取りだけかと思いきや、ローラとアニーのはかなき友情の話がメインで、人種差別が色濃く、女性の社会的地位が高くない時代背景をもとした骨太のドラマでもあった。母と娘、4人の女性の10年間の人間ドラマが沁みる。
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