最愛の娘にひどく罵られた
理不尽な理由を浴びせかけられた
ついには絶縁までされた
それなのに
元気にしているだろうか
風邪をひいてないだろうか
何か困ってはいないだろうか
考えてしまうのはいつも彼女のこと
迸る想いの勢いに陰りは見えない
この棺を縁取る餞の花束もいつかは枯れ果てるだろう
でも我が娘への愛が枯れてしまうことは決してない
彼女を愛し続けたことこそが
私の誇れることであり
何よりもの生きた証
それを胸に旅立てることをこんなにもうれしく思えるなんて
ありがとう
ありがとう
わたしの娘でいてくれて
ありがとう