ふらぴこ

クロウ/飛翔伝説のふらぴこのレビュー・感想・評価

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)
3.8
ビル・スカルスガルドでリメイクというニュースを聞き、おお!と思ったのだが、なにせ大昔に見たっきりで、どんなストーリーだったか全く覚えておらず。…そもそも最初に観た時も、ブランドン・リーの遺作に加え、私の好きなキュアーがわざわざこの作品の為に新曲をレコーディングしたので、聴きたい!という邪道な理由(?)からだった。ただ、あまりにも痛々しい絵面で半分くらい目を背けていたな…という記憶がうっすら。

や、いきなりゴッサム・シティか!っていう鬱蒼とした大雨のデトロイトから始まり、明日が結婚式という時に、街のチンピラに彼女と共に惨殺されたミュージシャンのエリックが、1年後に烏のパワー(というと間抜けだ…)で蘇り、白塗りのゴスメイクで、自分たちを殺したチンピラに復習していく話だった。こんな話だったのか!全然覚えていなかった…。私の記憶力って…(苦笑)

物語はほとんど夜で、ゴスに少しファンタジー、そしてブランドン・リーの細身で長髪、ゴスメイクでのアクション…という雰囲気満点な作品。
見直してよかった。今の方が刺さるな。ちなみに昔は目を覆いっぱなしだった痛々しいシーン、長年の修行(?)で屁でもなくなってました。というかこんなんで目を覆ってたか。純粋だったんだな、自分…(違)

リメイクもこのストーリーが基本ラインなんだろうか?監督の腕次第、といったとこだろうけど、全てが上手く行けば大当たりだろうな。ビルスカは白塗りにすると映えるしな。
というか、このクロウ、これを含めて四作もあったのね。知らなかった。
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