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山谷 やられたらやり返せ
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『山谷 やられたらやり返せ』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

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基本皆様呂律が回ってない上にマイクやらメガホンやら通しているので何言ってんのか分からん状況がまぁまぁ続くが、彼等が求めている事が何かと言えば「普通に働いて普通に金稼いで普通に暮らしたい」って言う普通の訴えなのだと思うし、それを無視し続け蔑ろにし続けた結果があの団体交渉とはなかなか言い難い団体脅迫及び団体リンチなのだとしたら、それはそれで報いとしてしょうがないかなと言う気もするし、結局のところこうならない為に本来「法」って物が弱者を護る為に機能しなきゃいけないのにそれも暴力によって破壊され、じゃあ生きてく為にどうするかって言われたら古来よりの「やられたらやりかえせ」に帰結するのは当然の生存権の主張だなと言う事で落ち着いた。ただまぁ山谷に関してはかなり不勉強なので、結局行き場を無くした全共闘崩れみたいのに吸収されたが故なのかなぁ…なんて疑念も捨てきれず、この辺は自分でちゃんと学び直しますすいません…。なんであれ全国各地の日雇い労務者に目を向け戦中の強制徴用からオイルショックまでを包括的に捉え「未だ戦後である」と決定づける態度は正しいのだと思うし、このコロナ化で某イーツを代表とする様に労働者の権利そのものを否定するニューノーマルが定着し、衰退する経済とは裏腹に搾取構造のみがメキメキと枝を伸ばさぬ事を願っている。柳美里の『JR上野駅公園口』を思い出したりした。
kyoko

kyokoの感想・評価

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山谷に賭博の利権を持つ国粋会金町一家の傘下組織、暴力団・西戸組。
彼らは手配師として、博徒として、金貸しとして、日雇い労働者たちの金を奪っていく。
こうした「搾取」に対抗すべく、「山谷争議団」が結成された。

この映画の監督が暴力団に刺殺されたというのは知っていたけれど、いやまさかそのマジものの映像があるとはおもわなんだ。血だまりの先に倒れた体はまだ息があった。
制作を引き継いだ争議団幹部山岡さんもまた2年後に銃殺されたという、この作品、曰く付きにもほどがある。

労働者たちの敵はヤクザだけではない。
警察は抗争が起こればヤクザではなく労働者を逮捕する。デモには機動隊を出動させる。行政は劣悪な労働環境を改善しようともせず、大手ゼネコン会社は誰がどう搾取しているかなど把握する気は微塵もない。争議の場での社長のうんざり顔がむかつく。

手配師がつるし上げられる場面はちょっとだけ面白かった。
全体的に何を言っているのか聞き取りにくいのが残念~。

話は釜ヶ崎などほかのドヤ街にもおよんだけれど、九州の炭鉱に強制連行された朝鮮労働者たちの話は別次元ではないかと思った。墓地のあまりの粗末さに絶句する。
人を人とも思わない、ホロコーストにも似た恐怖を覚えてしまった。
kaomatsu

kaomatsuの感想・評価

3.5
最も衝撃を受けたドキュメンタリー映画。

昔の吉原遊郭があったあたりの、旧ドヤ街・山谷。日雇い労働者の寄せ場である、この山谷地区にはびこる、右翼暴力団による不当な就労斡旋と、それに立ち向かう争議団との闘争を取材したドキュメンタリー映画だ。取材といっても、第三者の視点ではなく、山谷労働者や争議団といった社会的弱者の側から、暴力団や搾取する勢力への抵抗や抗議として、主観的に描かれている。いかにこの映画を作ることに命がけだったかは、監督の佐藤満夫氏が撮影中、暴力団に刺殺されたことや、その後継として監督を託された山岡強一氏もまた、暴力団の凶弾に倒れていることが、何よりも如実に物語っている。このように、二人の監督を亡くすという、血塗られた山谷の歴史の上に成り立っている作品ではあるが、個人的には、決して呪われた映画という印象はなかった。むしろ、そうした犠牲を顧みず撮影を断行した、監督やスタッフの不屈の闘志に、ただただ感服するのみ。本来私は、闘争の手段としての映像作品はほとんど観ないのだが、ある出会いをきっかけに、図らずも観てしまった。それは…

この映画の音楽担当のひとり、大熊ワタル氏は、アングラ音楽シーンにおいて、今や世界的なクラリネット奏者であり、チンドン屋とジプシー・ロマ音楽が渾然一体となったような唯一無二のバンド「ジンタらムータ」のリーダーでもある。彼とは縁あって、私と同じ職場で共に働いていたことがある。その関係で、彼自身のライヴや、彼がよくコラボしていたソウル・フラワー・ユニオンのライヴにもたびたび足を運ぶなか、この映画のことを教えてもらい、上映会で観る流れとなったのだ。大熊ワタル氏と知り合うことがなければ、絶対に巡り合えなかった作品だ。ただ、点数を高くしなかったのは、単純に映画としては決して面白いとは言えないから。

話は逸れるが、過酷な労働環境での仕事を強いられる山谷の労務者たちの就労先のひとつに、原子力発電所がある。この実態を取材したルポルタージュ「原発労働者」を書いた、シンガー・ソングライターの寺尾紗穂さんは、やはり同じような志からか、前述の大熊ワタル氏とは原発反対デモやアルバムで共演している。大貫妙子や矢野顕子、吉田美奈子という、日本を代表する女性アーティストたちのエッセンスを濃厚に受け継ぐ寺尾さんの歌とピアノ。その個性豊かな音楽性とは異なる、ルポライターというもう一つの顔を持ち、カメラではなくペンを武器に、原発問題へ鋭いメスを入れる寺尾紗穂さんの不撓の精神に、この映画と共通のスピリットを見出し、強く感銘を受けるのである。


正月早々、ヘヴィーな投稿で失礼致しました。レビュー数は遅々として増えませんが、じっくりしっかり書いていきたい所存ですので、本年も何卒よろしくお願い致します。

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