MubaoMasato

リアル・スティールのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

リアル・スティール(2011年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

『熱すぎるロボットバトルと親子の絆』
いやー、三年ぶりに鑑賞しましたが、滅茶苦茶良かったです。
この作品は、自分が高校三年生の時に、悩んでいる時に、救われた部分が多い作品なので、それを交えて書きたいと思います。
それでは、あらすじいきましょう。

あらすじは、ロボット格闘技が人気を博す時代。人間のボクシングが廃れていき、主人公元プロボクサー、チャーリーは戦う場所を奪われていた。
しかし、そんな彼の前に、生き別れの息子マックスが現れる。
彼は、息子と一緒に金を稼ぐために、ロボット格闘技に参戦するのであった。
しかし、ロボットはスパーリング用のいわば訓練用のロボットで挑むのであった、、、

今でも、どの作品にも負けないくらい面白く、SEASONS2も今でも期待されている作品です。

まず、何でここまで面白い理由は色々ありますが、3つあります。

①ロボットです。個人的に、ロボットは人気になりやすい作品だと感じます。例えば、エヴァンゲリオン、ウォーリー等々。
ロボットは人間では味わえない距離感と家族にもなれるし、なれないことや、敵や味方にもなることも出来、1つ注目しても、色々な作品を描けます。
この作品のロボットは、いわゆるポンコツロボットなんですよね。でも、シャドー機能を搭載しており、動かしている人の真似が出来ることが出来ます。
ここが面白い。今はハイテク技術で、この動きをしたら、この動きを返すというのをロボットの記憶に植え付けることが出来ます。しかし、主人公達のロボットは、自分達の動きを真似し、愛嬌感を植え付け、弱点を人の目で分析し、戦う。
手動の良いところも見えるので、面白いなー。と感じます。

②親子の絆です。
最初、息子マックスと出会ったときのチャーリーの関係は最悪でした。
マックスは、捨てられたお父さんと数日間過ごし、金のために居候することになります。
チャーリーは、お金のために養育権を放棄します。
しかし、ロボットの展開を軸にして、仲が良くなります。
息子のロボットの愛が溢れ、戦いに関しても、ロボットの扱い方も上手い。
そして、父はロボットを愛し、徐々に息子のことを気にし始めます。

そして、最後のラスボスゼウスとの一戦が待っていましたが、この親子達に、ある事件が起きてしまいます。
果たして、何なのでしょうか?それは、映像をご覧下さい。

③展開が少年ジャンプぐらい熱い。
ここが素晴らしい。本当に少年ジャンプのような展開でした。主人公の悪い部分が出たり、息子との親子の絆、ロボットATOMと他のロボットの戦い。
そして、勝ち進んでいって徐々に有名になっていく。
そして、ラスボスのゼウス。まるでジャンプのような展開で、いつの間にか涙が流れていく。これは、面白くなければ、味わえたい映画です。

そして、どこで自分は救われたのか?
自分は高校生の頃受験後半戦で、大学に行くべきか?受かるか、落ちるかの?
究極の瀬戸際にいました。
その時ホテルで映った作品がリアル・スティールでした。
そこで、ATOMとゼウスの戦いが描かれて、最後の言葉で自分は救われました。
その言葉は、
『戦いでは、勝てたが、観客達には負けている。』
この言葉は、今でも残っています。
果たして、此の言葉の真の意図とは?

リアルスティールお勧めです。
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