あつ

リアル・スティールのあつのネタバレレビュー・内容・結末

リアル・スティール(2011年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

小4のときに親と観に行って以来、十数年ぶりに視聴。もしかして:エモい


場面展開は早いけど人物の深堀りがそこまでされていないように感じて、イマイチ乗れなかった。当然ゼウス戦での活き活きと戦う父親の姿を見て涙する息子のシーンはもちろんグッとくるけど重みがない。「父親のかっこいい姿に涙する息子」っていう型にグッときてるだけで映画に感動しているわけではない気がした。

元嫁が亡くなったことを一切悲しむ様子もなく、息子に関しては実の子なのに1ミリも関心を持たないどころか親権を売って金を得ようとしていたことが引っかかりすぎてATOMで稼げるようになって以降の仲良し親子がモヤモヤする。

ATOMとボクシングの特訓をするシーンは好き。ATOMと踊るシーンはなんか媚びてて嫌。「子供がロボットと踊れば観客は喜ぶぞ!」に対して「試合で楽しませるんだ」みたいな方向で行くのかと思いきやそのまんま踊るんかい。いやめちゃ可愛いけども。
あつ

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