評価が高いし、賞も数多く受賞しているようなので期待して見たけど全然ダメだった
予備知識無しで見始めたけど、これは?コメディ?なのか?という意味不明なテンションの会話のやり取りが延々と続き、奇行・ストーキングを行う主人公が目当ての女性と結ばれる
そもそもコメディであるのなら笑えないと成立しないと思うんだけど、字幕読んでる限りでは笑える余地がない
主人公の奇行も全く共感できない
映像的にも酷いライティング、同年代の別の映画と比べても美しくないビジュアル、美術
後半のパートではリアリティ無視のご都合主義満載
子供だってバカじゃないんだから口からでまかせ信じるとも思えないし、そもそもあんな環境あり得ない
有り得ないなら有り得ないで、これはファンタジー作品だからリアリティ追求しても意味がないんだよというレベルまで作品の力・説得力があるとは到底思えず
言語を完全に理解した上で、このロベルト・ベニーニという人がどんな人なのかある程度わかっていれば、現代の風刺劇として楽しめたのかもしれないが、それなしでは吉本新喜劇かなにかのコント番組か?と思えるような(映画としては)陳腐さだった
※新喜劇は好きだが