ライフ・イズ・ビューティフルの書店員見習いのレビュー・感想・評価

ホロコーストについて調べてから観ると、とっても辛くて悲しい気持ちになるけれど、主人公が底抜けの明るさとユーモアを最期まで貫くので映画は重くなり過ぎず、家族への愛情を感じる優しい作品になっていた。
非道で絶望的な環境でも自分の子どもにはそれを悟らせず、楽しみと希望に満ちた世界を見せ続けた父親。
前半はよくしゃべるおじさんだな、と思って観てたけど、後半にそのキャラクターが活きてくるし前半での伏線も後半に回収される展開は良かった。
でもこういう歴史があった事は本当に悲しい。