ライフ・イズ・ビューティフルのShikakoのレビュー・感想・評価

息子のジョズエ役の男の子がとにかく可愛らしくって、お願いだからなんとか助かってくれ…と祈りながら観ていました。
アウシュビッツ収容所での生活は悲惨なものなんだけど、あくまでも父親が息子にそれを悟らせないためにつく「嘘」がメインのお話であまり重く暗くは描かれていません。
でもそれがかえって悲しくて、ドイツ兵に見つかり拳銃を突きつけられた状態でも息子に心配させないためおどけたように歩いてウインクを交わすシーンでは涙なしには観られませんでした。