マッサージ屋2号店

新・極道の妻(おんな)たち 惚れたら地獄のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

3.0
大阪の御蔵組組長・村木俊作(高島忠夫)の快気祝いを妻の芙由(岩下志麻)らが別荘で行っていた。
しかし何者らが俊作を殺害してしまう。
大阪ミナミの再開発の利権を代議士を窓口に取ろうとしている御蔵組としては争いを起こしたくないという事で芙由は若頭の新谷(山下真司)に報復するなと命令する。
だが敵対組織の俠和会とトラブルを起こし・・・。

シリーズ第7作目。

今作は世良公則が1作目から久しぶりに再登板という形。
世良公則、清水宏次朗、小西博之が岩下志麻演じる姐さんの意向を無視して大暴れする事から問題が大きくなるという流れ。

敵対組織の組長が中条きよしが演じているのですが、全く存在感が無いんですよね。
その代わり妻役のあいはら友子がかなりの憎まれ役を演じてます。

それにしても今作の岩下志麻は本当にラストぎりぎりまで我慢我慢の連続。
こんな理不尽な形で終わるのかと思いきや…な展開でした。

この後の作品くらいからリタイアしてしまう高島忠夫の姿がまだ元気なのは時代を感じる。
どうせならこんな早々に退場させなくても…と思いました。