2022-242本目
松本サリン事件、河野さんのお話。
実際の事件をもとに国(警察)やメディアを批判する作品。
このジャンルは韓国映画に多いと思うのですが、邦画でもきっちり作っていました。
歴史的に大切な出来事、風化させてはいけない過ち、を映画という手法で保存するのは、映画の大切な機能の一つだと思います。
最近はドキュメンタリーではまだ目にしますが、こういう商業系の映画ベースで、フィクションとしつつ、実際の事件を批判的に描くのはあまり見なくなった気がします。
こういう作品を見ると、背筋が伸びる気がします。これからも同じスピリットを持った作り手と、それをきちんとお金を払って見に行こうとする世の中であってほしいなぁと思いました。
やっぱり中井貴一、北村ゆきや、いいですよねぇ。