今もよく見る俳優さんだらけ。
中井貴一に寺尾聰など。
遠野凪子さんが女子高生演じててビビる。
昔から聡明な雰囲気あったんだなあ。
地下鉄サリン事件は昔から知ってたけど、
それ以前の松本サリン事件は最近名前を聞いた。事件概要はよく知らなかった。
長野で死者8人、死傷者多数のこの事件が起きていて、なぜその後のサリン事件が防げなかったのか…。始終モヤモヤする映画。
終盤に事件の再現シーン入るの、すごく辛かった。
マスコミ、警察だれも悪者にしない感じが上手いなと思う。
北村有起哉演じるマスコミは、報道陣が持つ負の面のステレオタイプだと思うけど、
高校生との絡みで憎めないキャラになってた。
ハンカチ借りてるとこ好き。
レンタルDVDで鑑賞したため、
インタビューも見た。
当事者が出てくると、事件の重みがぐっと増す。河野さんが克明に概要を話していくのを見て、これまでたくさんの人に話してきたのだろうと感じられて辛い。
「映画のほうが怖い」の言葉は印象的。事件は日常の中に起きたのだなと。
刑事も紳士的だったそう。結局映画のように分かりやすい悪なんてのはないんだな…。
映画見終えた人には、河野さんのインタビューも見てほしいと思った。
唯一インタビュー映像に統一感がまったくなかったのが気になった。河野さんのものが一番見やすいレイアウト。