トマト

あの夏、いちばん静かな海。のトマトのレビュー・感想・評価

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極限まで削ぎ落とされた会話、ほぼ動きと構図で喜怒哀楽が表現されている。まずそこで凄さがわかるのだけれど、やっぱりこれは笑いのポテンシャルが無いと絶対に撮れない映画だと思う。サッカーボールのとことか、ゴルバチョフのとことか、単純なお笑い要素はもちろんありつつ、加えて微かに漫才を感じるシーンもあり、それは違和感ある笑いなはずなのに、違和感無く入ってくる面白さが、もう全体的にコメディジャンルなのでは?と錯覚するくらいに、これも全部意図的なんだろうし無意識なのかもしれない。
一回くらいサーフィンしてみたい。
トマト

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