サイレントラブ
ラストで一気に持ってかれたけど、ラストに至るまでが退屈すぎる。ただ、サーフィンをしたりしなかったり、歩いたり座ったりするだけ。見た後に考えれば、そんな何気ないシーンにもちゃんと意味があったんだろうな〜とは思うけど、どうしてももう1回見る気にはならない。序盤も序盤でたまらなく睡魔に襲われたもんね。
静かな映画こそ、映画館で見た方が面白いと思えたりするんだろうな〜と、ふと考えてしまった。
でも、タケシの無駄なことは一切しない潔い姿勢は清々しく、気持ちがいい。考えさせられる映画を作る上で、この技法が最も重要でしょ。本作の主人公、そしてその彼女はろう者であるため、無論会話は無し。さざ波程度の音だけで、静かに物語が展開されていく。
ろう者と、彼らの周りの人物の描写がかなり良かった。耳が聞こえないのは可哀想だ！とクソみたいなメッセージを最後に投げかけた｢silent｣とは大違い。中盤はかなり眠いけど、乗り越えた先に最高のドラマが待っている。んー、評価難しい💦
2024-87
