青と黒

山桜の青と黒のレビュー・感想・評価

山桜(2008年製作の映画)
3.9
原作未読。しっとりとしたいい時代劇だった。話はわかりやすく善人と悪人がはっきりわかれる。東山紀之は台詞がとても少ないが過剰になることもなく表情だけでうまく表現。百姓の場面はとても辛いが手塚の決心に繋がったのがわかる。行列だけ映すラストも良かった
所々に挟まれる雪景色だったり山桜が美しい。特にタイトルにもなっている山桜はCGにすればいくらでも華やかに作れただろうがたぶん本物の映像でこの作品に似合っていた。
ただエンディングの曲がラストにかぶったのは残念で映像は最後までしっとり見せて欲しかった
青と黒

青と黒