とら

ゼイリブのとらのレビュー・感想・評価

ゼイリブ(1988年製作の映画)
3.5
あらすじを読んでどう展開していくのかと思っていたけれど、そっちでくるかと思わされる構成力。

資本主義とそれに対する暴力の抵抗。
階級社会における貧富の拡大化と不可視化。
情報の受動化の原因。

これらをエイリアンにすり替えることで、倒すことを正当化するという何とも挑戦的な作品でした。


あのプロレスシーンも労働者階級同士の紛争のメタファーとなっているし、マルクス主義批評をしっかりとして論文化できたら面白いなーと思いました。

あと一年早く見ておけば笑

今、リメイクしたらスマホ社会でTikTokやらインスタやらも関わってもっと壮大になりそうですね。
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