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いのちの食べかたのodyssのレビュー・感想・評価

いのちの食べかた(2005年製作の映画)
2.0
【ナレーションがないドキュメンタリーという欠陥】

オーストリー・ドイツ合作。ニコラウス・ゲイハルター監督作品。 

人間が食べるものがいかにして作られ製品化されるのかを描いたドキュメンタリー。牛や豚の屠殺場だとか、鶏の育成場だとか、野菜作りの畑や温室などなどが取り上げられている。 

期待して見たのであるが、ナレーションが全然なく、映像を見ただけではよく分からない箇所が目立った。牛を屠殺する場面はあるが、予想したより残酷シーンは少なく、ちょっとがっかり。 

だいたい、パンフ(600円)を買って読まないと分からないシーンが多いってのは、詐欺同然じゃなかろうか。

これに限らす欧米のドキュメンタリーにはナレーションがない場合が多いけど、欧米人にはどこか根本的に分かっていないところがあるんじゃないかな。少し反省して下さい。 
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