浅野公喜

魔の家の浅野公喜のレビュー・感想・評価

魔の家(1932年製作の映画)
3.0
嵐の中立ち寄った家は・・という1930年代のサスペンスホラー。この時代のこの系統の作品の常連、ボリス・カーロフに「タイタニック」でおばあさん役を演じていたグロリア・スチュアートも出演(凄く若い!)。

先日観た同時期の「ミイラ再生」同様、思ったよりも盛り上がらず面白さなら同じジェームズ・ホエール監督作品「フランケンシュタイン」シリーズや「透明人間」に軍配が上がる印象。しかしながら設定や暗闇の中に浮かび上がる登場人物の顔、奇妙な笑い声等後のホラー映画のお約束がこの時代にして散見され元祖的作品として観て損はなかったかもしれません。
浅野公喜

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