『落下の解剖学』の鑑賞余韻をまだ引きつつ、ジュスティーヌ・トリエ監督がこの作品を参考にしたと知り俄然観たくなったのです。
160分の法廷ミステリーですが、多分100分は法廷シーンです。
しかし全く…
今年のオスカー候補「落下の解剖学」(英題:Anatomy of a Fall)の元ネタ映画"Anatomy of a Murder"。複数男女な絡む恋愛ないしは性的関係に起因する殺人事件の謎を紐解い…
>>続きを読む弁護側と検察側のウィットに富むやり取りが観ていて楽しかった。現実の法廷ではあり得ないけど。
判事がネチネチ詰める感じは完全に弱いものイジメで良かった。ハスラーでもそうだったけど切れ者を演じると途轍も…
デューク・エリントンの小気味良いJAZZが映画を盛り上げていく。
検事役ジョージ・C・スコットが若い頃から凄い貫禄。彼と主演のジェームズ・スチュアートが20歳近くも年が離れてるって信じられる?
(…
『12人の怒れる男』とは対照的に、陪審員へ与える印象を決定づけるための法廷劇にフォーカスした作品
シリアスな法廷劇というよりは割とユーモア混じりの展開で、レイプ犯への復讐殺人の裁判の中でジョーク混…
長尺の法廷ものだが、事件の審理そのものの面白さもさることながら、デューク・エリントンのジャズと作品全体に滲み出る人間臭さが粋な映画に仕立てている。
法廷ドラマという以上に人間ドラマでしょうね。「探偵…
ソールバスのアニメーション、バックに流れるのはデュークエリントンのジャズって最強のオープニングクレジット。
最近「第十七捕虜収容所」で役者としてのオットープレミンジャーを見かけたので久々に監督…
3時間弱に及ぶ現在の法廷映画の流れを作り出した大作、妻ローラをレイプしたクウィルをフレデリック中尉が撃ち殺してしまい弁護士のポールが無罪を主張していくもローラとクウィルの関係性が明らかになるにつれ事…
>>続きを読むレイプ事件をきっかけに起こった殺人事件の法廷劇と聞いてもっと重々しい雰囲気のものを想像してたけど、案外観やすかった。
最初はレイプ被害者を信じる気満々でいたのに途中から誰が正しいのか分からなくなって…