Jules

或る殺人のJulesのレビュー・感想・評価

或る殺人(1959年製作の映画)
4.1
レイプ事件をきっかけに起こった殺人事件の法廷劇と聞いてもっと重々しい雰囲気のものを想像してたけど、案外観やすかった。
最初はレイプ被害者を信じる気満々でいたのに途中から誰が正しいのか分からなくなって、最後はもやもやする。それでも弁護し続けなければいけない弁護士という職業は大変だなと思った。実際にあった裁判が基となってる原作の作者が被告側の弁護士って知っちゃうと、やっぱりその判決に疑問を持ってるからこそ書いたんだと思ってしまう。
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