若い陸軍将校が妻をレイプした男を射殺するという殺人事件が起こり、元検事で現在は魚釣りを楽しんで暮らしている弁護士(ジェームズ・スチュアート)が法廷で検事側と闘うオットー・プレミンジャー監督作品。
なかなか面白い映画であったが、法廷シーンがけっこうあるので2時間40分の少し長めの作品。
物語は、ポール・ビーグラー(ジェームズ・スチュアート)は元ミシガン州検事で今は魚釣りを楽しむ弁護士が、ローラ(リー・レミック)という女性から、夫の陸軍中尉(ベン・ギャザラ)の起こした射殺事件の弁護を依頼された。状況を確認すると、勝ち目はなさそうな感じが、こちらにも分かる。
このローラなる人妻は、金髪でスタイル良く更にそれをアピールするような衣装を着ているので、やたら色っぽい(笑)
法廷シーンになると、検事側にはジョージ・C・スコットが居た。
ジェームズ・スチュアート 対 ジョージ・C・スコット である(笑)
延々と法廷シーンが続いたら飽きてしまうのだろうが、そこはオットー・プレミンジャー監督が、法廷の合間合間に日常シーンを挟みながら物語を綴っていくので、飽きることなく物語を見ていられる。
なかなか面白い映画であり、ネタバレはしないが、感動的な映画でもあった。