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ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブールのnakashunkiのレビュー・感想・評価

3.7
なんということはない、
女優を妻に持つ男の苦悩をテーマにした話なんだか、

どこか軽くヌーヴェルヴァーグテイストなカメラワークによるロンドンの街並み&パリの街並みが
ポップかつ魅力的に映る。

そういえばシャルロットがかつての出演していた作品の監督クロード・ミレールはトリュフォー作品のスタッフだったりとかそこら辺にじみ出ちゃうのかな。

あとは映画内映画の撮影現場がロンドンだったり、ここら辺は「アメリカの夜」を意識?
妻の浮気してると思い込むみやきもきする主人公が「フォローミー」っぽかったりと
他愛のないフランス産ロマコメと侮るなかれ、
愛すべき小品といった感じです。

主人公がやきもきを焼くシャルロットの共演男優テレンス・スタンプを引きの強いイケメン人気俳優で変えればもっとストーリー的には面白くなりそう。
テレンススタンプだとシャルロットの相手役にしては老けすぎ。
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