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妻よ薔薇のやうにのシネマQのレビュー・感想・評価

妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)
4.5
千葉早智子が父がいる家庭という夢見た光景をまざまざと見せつけられる切り返しが残酷。
カメラが引いて同一画面に収まったとて、フレーム内フレームによって分断され続ける。
丸山定夫との別れの時の千葉早智子のクローズアップがとんでもない。当時の事情は知らないけど、結婚するほどだしやっぱり愛してたんだろうなあなんて邪推してしまうほど美しい。
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