1935年(昭和10年)の作品。
成瀬巳喜男監督らしく、ダメ男と魅力的な女の織り成すストーリー。
東京に妻と娘を残して、10年以上も信州?で愛人と子ども(姉弟)まで作り家庭を築いてしまっているダメ…
君子と清二のテンポの良い掛け合いが良かったです。
遠くから見ると喜劇、近くで見ると悲劇とまさにこういうことで、くすっと笑えるような掛け合いや場面が沢山あった。
父の息子が三回続けて、大人になれば分か…
成瀬映画の割に結末への共感が得られないのは時代のせいだろうか。
妻と娘を置いて田舎へ出たっきり帰ってこない夫。その夫が向かった先は、かつて芸者をしており、現在は田舎に住む妾。置いていかれた妻と娘か…
2022 4/3 1回目
砂金獲りで一発当てようと父は家を出てから10年経つ。おじさんからそんな父を連れ戻すように言われ探しにいく娘。父のいる長野へ行き、そして父を発見する。しかし、父は妾と家庭を…
成瀬巳喜男の元妻である千葉早智子の代表作であり、日本に於ける発声映画初期の傑作品。
私が成瀬作品を観るのはこれが初めて。と言うのも、近所のTSUTAYAには黒澤、木下作品は多いが、成瀬作品は少ない…
才能の塊だった。二人妻とのタイトルが別に冠されるが、これはある意味、「二人夫」というべき内容となっている。本宅には、「夫」が二人いると言える。つまり正妻は「妻」ではなく「第二の夫」であるのだ。こうで…
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