このレビューはネタバレを含みます
窓の外の景色がどんどん暮れてゆく。
ワンカットがかなり長回し。
それをこなせる役者陣さすが……。
特に凄いと思った箇所が2つほどある。
・凶器であるロープを扉の向こうに隠すシーン。扉が両側から開く…
フロイトによれば、人間全ての行動に理由がある
ヒッチコックが、アメリカで実際に起きたレオポルドローブ事件を、全編ワンシーンワンカットという実験的な手法で描いた作品
当時のフィルムは最長で10分ほどし…
密室のサスペンス。ロープで殺して、親も恋人も呼んで遺体の入った棺の上で食事して親に縛ったロープで本を束ねてプレゼントとかマジでイカれてる。日没まで動いていく窓からの景色が印象的。演劇観てるみたいだっ…
>>続きを読む劇中時刻と実際の映画時間が一致するというワンカット風映画。
実際に起きている内容としては大したことないし、ずっと一室の話だから退屈しそうに思える。しかし、脚本の会話の面白さや殺人がバレそうになるどき…
ヒッチコック監督が優生思想に呑まれた学生二人の殺人とその顛末。優れた物語とともに数々の実験を仕掛けた監督は今回著しい長回しに挑んだ。当時の撮影可能時間は10から15分が限界とされたが、まるで全編ワン…
>>続きを読む雑記
長回しの嚆矢といわれるが、そんなことはどうでもよいといっていいくらい(尤も、全く気にならないわけでは当然ながらないのだがw)内容的に面白い。これまでに見た映画の中でも本当に好きな一本となった。…
実際の猟奇殺人に材をとった、ヒッチコックの大傑作スリラー。
まだ物珍しかったテクニカラーと、意欲的なワンカット(風)撮影の試み、作品内と作品外の時間が一致する構造、当時は新鮮だったであろう"コロンボ…
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