マツモトタクシー

ロープのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
3.6
アルフレッド・ヒッチコック監督作品


2人の聡明な若い唯美主義者ブランドン・ショーとフィリップ・モーガンがマンハッタンのアパートのペントハウスで高校時代からの友人デイヴィッド・ケントリーを絞殺する😱

彼らは自分たちの知的訓練として犯罪を遂行したのである
彼らは「完全な殺人」を行うことで自分たちの優位性を証明したかったのだ。。

大きなアンティークの木製チェストに遺体を隠した後ブランドンとフィリップはマンハッタンを一望出来るその部屋でディナーパーティーを主催するのだった。。






以下ネタバレ


実際にあった事件を元に作られた作品
最初から犯人が分かっているスタイル
死体が見付からないかハラハラする😅

全編をワンシチュエーション、ワンカットで撮っている(実際はこの頃はフィルムが15分位しかもたず背中の大写し等で繋げているのでワンカット風)
作品の本編と実際の時間が同時に進むという実験的アプローチも試みている

この時代にサイコパスな犯人達を主人公にして尚且つ殺人現場をパーティ会場にするという奇想天外な脚本の発想が天才的

流石ヒッチコック☺️
後の作品に与えた影響も大きいかなと思う😀