生きものの記録の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『生きものの記録』に投稿された感想・評価

狂ってるのは果たしてどっち

問題意識(被曝の可能性)と解決策(ブラジル移住)がともに家族の同意を得られず暴走した

当時35歳の三船先生凄すぎ
Eisuke

Eisukeの感想・評価

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オッペンハイマーもこれも、広島と長崎を描かずに原爆を描く。
どっちが優れてるとかは無いけど、心に残るのはこっちかな
背中
沈黙
ジュース
ゆうれい

ジュースで泣いたのは生まれてはじめてかもしれない

三船敏郎演じる父親は一見いかにも家長的な人物に見えるが、「命さえあれば金が無くともどこでも生きていける」という考え方といい、本家も妾一家も同等に扱おうという姿勢といい、家と既存環境に固執する息子たち…

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るか

るかの感想・評価

4.6

オッペンハイマーが話題の中、今観るべき作品はこれだろう。いやぁ流石。
原爆投下から10年後。たった10年で人々の感覚はここまで鈍ってしまうのかな。
「こんな時勢に平気でいられる私たちが狂っているのか…

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何かに対する恐怖は大きな事件が起きなくったって、人生を狂わせることができる。

黒澤明が描く反戦は孤独な闘いだ。
家族を、自分を愛するが故に守りたいがために主人公は家族を敵に回した。

モノクロで描…

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saodake

saodakeの感想・評価

3.5

この主役誰なのかと気になってたがまさかの三船敏郎!
全くそう見えないから驚いた!

当時は不入りだったようだが今見ると皆考えるところがある映画だろうな。
七人の侍がヒットした一方で、次作の本作は不入…

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水爆や原爆に対して問題を深刻に考えていない我々がおかしいのか,はたまたその逆である中島喜一のような人がおかしいのか
精神科医が放った最後の一言がこの作品から70年近く経った我々にも深く突き刺さる。

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家庭裁判所の調停委員を務める原田が担当することとなった中島家。大黒柱でもある中島喜一が家族から申立を受けた準禁治産者申立裁判であった。原爆の脅威に恐れをなし全財産を投げうってブラジルへ移住しようとす…

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いやあえらい映画作りんさったのう!いや仮にこういうテーマで作りたいと思っても一つの作品にまとめる言うて、簡単にできんこってすけんの。初めて観た時はおもしろいし考えさせられるし、何より発想に正直言うて…

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