当時35歳の三船敏郎が老人役。モノクロということもあり違和感なく素晴らしい演技であった。これが七人の侍の次の作品とは思えない変わり様。作品も前作とは打って変わって社会派作品となっており、残念ながらヒ…
>>続きを読む黒澤明は反核の立場の映画作家で本作以外にも『夢』(1990)『八月の狂詩曲』(1991)と三本の作品を撮っています。
三作品のなかでも本作は特に核を人類にとって息苦しいものとして描いている。
町…
1955年 監督・脚本:黒澤明 脚本:橋本忍、小国英雄 2022.09.28視聴-439 評価3.5
● 三船敏郎(中島喜一)
●志村喬(原田)
●千秋実(中島二郎)
第15作 原水爆反対の社会…
「死ぬのはやむを得ん。
だが、殺されるのは嫌だ。」
全てを築いた家父長が、最後に守りたいもの。家族や子ども。
(従業員は含まれていない)
圧倒的な恐怖を前にした、人の弱さ。醜さ。
背中を映すカッ…
メモ
題名についてクレジットには「丸岡明氏の好意による」とあるが、これは先に丸岡の同題の小説があり、丸岡がクレームを付けたためである。なお、丸岡の小説と本作とは内容的には何の関連性もなく、タイトル…
描写に力があるから物語が「面白い!」というわけではなくても、グイグイと見れてしまう。三船敏郎のパワーも凄い。弱っていく様も含めて濃密。
この後、黒澤作品に出てくる『蜘蛛巣城』や『影武者』、『乱』の…
死ぬのはやむを得ん、だが殺されるのは嫌だの巻
モノクロ
原水爆に対する妄想に取り憑かれた男のお話
黒澤明唯一の赤字作らしいですね
身の安全か今の生活か、みたいな答えの出そうで出なさそうなテーマが主…
最初どんな話だ?って追てけないけど
水爆が落ちるって妄想でブラジルに行こうとして家族に差し押さえられたり見捨てられたりと可哀想だった
いっそフィクションでもいいから最後に水爆の恐怖を感じて欲しかった…