生きものの記録に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 2ページ目

「生きものの記録」に投稿された感想・評価

似太郎

似太郎の感想・評価

5.0

黒澤明の時代を予見した傑作。タルコフスキーの『サクリファイス』の元ネタとして知られている。主演三船敏郎の核を極端に恐れるボケ老人役が素晴らしく、彼のキ○ガイ演技で支えられている作品といってもいい。

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Toshi

Toshiの感想・評価

4.5
地球が燃えている!

工場の焼け跡が圧巻

じぃちゃんが三船なの途中まで忘れてた

黒澤明監督の作品で一番お勧めしたい映画です。

水爆の恐怖を感じ、家族を守らんとする老人の悲劇。家庭裁判所に家族が訴え、精神鑑定も行われたが老人の精神状態は極めて正常。家族は老人の話を被害妄想だと言…

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metallo

metalloの感想・評価

4.1

1955年、昭和30年の作品。原水爆への恐怖心がテーマとなっている。
三船敏郎が老け役を演じる、まだ若いはずの彼が何故老人を演じるのか最初は腑に落ちなかったが、見て行くうちその演技に納得した。
広島…

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MINAMI

MINAMIの感想・評価

4.1

「死ぬのはやむを得ん。だが殺されるのは嫌だ。」

一つの理念に脅かされ狂うもの
自分本位と相手のことの間にある利害
僕の正しさと君の正しさは違うこと

三船敏郎の老人役ハンパない。
地球は燃えてしま…

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砂場

砂場の感想・評価

4.5

個人的に黒澤明作品でベスト級
まずはあらすじから

ーーーあらすじーーー
■歯科医の原田(志村喬)は患者治療中に家庭裁判所の電話。
彼は調停委員をしていた。面倒くさがりながらもやりがいを感じている。…

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rutles

rutlesの感想・評価

4.4
七人の侍の次がこの作品とは思えないくらいの三船敏郎の変わりように驚きます。
エンドマークが出てからのテーマ曲の余音とともに、どうなるのが幸せだったのか、考えさせられる。
たか

たかの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 岸田國士の戯曲を読むのが好きなのですが、人間関係の表現に通ずるものがあると思う。
 立場や家族構成のなかで振り分けられた役割としての会話ではなく、その中にいる個人としてそれぞれが感じていることをさ…

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parkoldies

parkoldiesの感想・評価

4.5

【狂っているのは私か、それとも狂った世界で何事もなく生きる人間か?】

1955年当時の核に対する恐怖がいかほどのものだったのか、当時を生きた人間ではない自分が知る由もない。しかし核の恐怖は日に日に…

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このレビューはネタバレを含みます

反核の問題を、全く異なる視点から描いた画期的な作品。65年も前にこういう作品を作ったとは、さすが黒澤明は凄い。
35歳の三船敏郎が70歳ぐらいの老人を演じていて、違和感がないのも凄い。しかし、だんだ…

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