このレビューはネタバレを含みます
友人たちと6人で鑑賞。いろんなことを学びあった。
命あっての物種 か 生きる≠命がある か。
本当に怖いのは、自己を選択する自由がなくなること。物理的であれ、精神的であれ、思考停止的であれ。
とい…
黒澤明作品。
水爆、原爆を恐れてブラジルへ逃げようとする男とそれに反対する家族の様子から核戦争の危険を訴える社会派の作品
三船敏郎が60代の老人を演じるが、性格は頑固ながらも家族を想っている…
このレビューはネタバレを含みます
まずひとつ主人公の名は中島喜一中島といえば中島春雄さんだ。そうゴジラの中の人本人も出演している。精神病院の医者にはフランケンシュタインの博士ガス人間当人もでている。東宝特撮しているではないか。ふたつ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
地球温暖化研究の政府間機構IPCCの第5次評価報告はコロナ騒動がごっこに思える戦慄の内容だった。その事を誰かに話そうとする度に頭を掠めていたこの映画。初めて観た20年ほど前はなんて面白い映画だろうと…
>>続きを読むこれは今の時代にも通ずるものがあると思う。原爆や水爆が怖いと本気で怯えている爺さんを側から見たらただの気狂いにしか見えないかも知れないけど逆にこんなに危機が迫っているのに正気でいられる人間たちの方が…
>>続きを読む🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-668 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋黒澤明が正面から反核を描いた作品。三船敏郎のエキセントリックな演技と、強烈な…
行き過ぎた不安と心配に飲み込まれてしまった老人と、巻き込まれる周囲の人々を描く。
水爆の恐ろしさを直接的な描写ではなく、「水爆が恐すぎて正気でなくなる人」を見せることで伝えるという秀逸な作品だと思う…