「水爆がやべぇ!日本はダメだ」と一家総出のブラジル移住を独断するジジィ。何トチ狂ったこと言ってんだジジィと当然一家は猛反発するが、当時は前年公開の『ゴジラ(1954年)』でも示唆されているように、各…
>>続きを読む彼の気が狂っているのか、それとも恐ろしい原水爆の製造に狂奔する現代の世界が狂っているのか。 一代で財を築いた親父を財産目当ての子供たちとの争いが生々しく、核兵器を必要以上に恐れる親父もまた生々しい。…
>>続きを読む何と皮肉的なラストなのでしょうか!
そのラストシーンはまさに映画的で
秀逸さを感じずにはいられません。
何もしない、目を逸らしている我々の
方が狂っているのではないか?
非常に複雑な気持ちにさせる反…
数ある黒澤の傑作映画の中でも格上の傑作。恐怖心は希望や喜びと一組セットで切り離せないという仏教の考えを繰り返し思い返させる映画だった。
「あなたは何がそんなに不安なのですか?」と聞く家裁の調停員に「…
原水爆への不安から家族ごとブラジルに移り住もうとする老人。このキチガイ老人を演じた三船敏郎は当時35歳。
当時のメイク技術もさることながら、三船敏郎の演技も見事でした。老人にしか見えなかったですね。…
三船敏郎、当時35歳?!wwww すごいな。
東日本大震災の記憶もまだ新しく、熊本の地震について連日報道されている今観てよかったと思った。まさしく今の自分に向けられたような作品に思えた。
人生初黒澤…