8Niagara8

生きものの記録の8Niagara8のレビュー・感想・評価

生きものの記録(1955年製作の映画)
3.8
三船敏郎恐るべし。
最初は1人爺さんがおかしくなっているように確かに思えるのだが、話が進むにつれて段々と水爆の脅威を感じるようになっていて、この辺りも流石。
ただエゴも描かれており、そして善悪二元論に落とし込まないのも脚本の妙か。
カメラの動かし方、モノクロながら活き活きとした映像美、特にラストシーンは黒澤明らしく雄弁なカットで感動。
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