やむちゃ

龍拳のやむちゃのレビュー・感想・評価

龍拳(1978年製作の映画)
3.0
備忘録
中学2年生の時(1982年)に鑑賞。
同時上映は、リバイバルの「百地三太夫」だったと思う。

「酔拳」か「蛇拳」のパンフレットに香港製のジャッキー作品のポスターが掲載されており、その中に本作のポスターもあった。膝を上げた構えの横に龍拳の文字があったので、きっと同じようなコメディカンフーだと思い込んでいた。
そのため、初めて観たときには、コメディ要素がないシリアスなカンフー映画で驚いた。

今作の主人公は、序盤からカンフーが強い設定なので、訓練シーンもない。
トンファーを持った敵との立ち回りが印象的だが、正直一つ一つの戦いが長い。
武術指導もジャッキーなので立ち回りのレベルは高いが、コメディ要素もなく、戦いに変化もないため、冗長に感じられた。

カンフーシーンでは、東映公開作お約束の日本版限定の主題歌が流れるのが救い(主題歌なしの香港版を観た時はもっと長く感じた)。
後で知ったが、酔拳とほぼ同時期に撮影したのだそうで、髪型や顔つきが同じ。

あと「龍拳」は劇中のどこで出てきたのか、さっぱり分からなかった。
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