ドラミネーター

デスプルーフ in グラインドハウスのドラミネーターのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

荒い運転で車内で殺すという方法が斬新すぎて面白い。
後半に〈ヤバい奴(スタントマン・マイク)〉がターゲットにした女3人の方が"ヤバかった"。返り討ちにされる。というのは面白い展開だった。
が、他のタランティーノ作品に比べてキャラクターの魅力に欠けているように感じるのと、ぐだぐだとくっちゃべっているシーンが長い割に、山場(主にカーチェイスなど)はそれほど長くない。くっちゃべているシーンが苦痛なく、楽しく観られるのはさすがタランティーノであり、別に本作が他のタランティーノ作品に比べて特異な構成バランスというわけではなく、いつも通りと言えばいつも通りだが、どうにも他作品に比べて山場も面白味や、そのせいでくっちゃべるシーンがやや長すぎるように感じられなくもない。