空

職を転々とした青年ハルは、友人アランを頼って列車である町へやって来る
朝飯代を稼ぐため庭仕事をすると、そこで若い娘マッジらと出会う
マッジとアランは恋人関係にあり、ハルはマッジの家族たちとピクニックへと向かうが......

原作はブロードウェイでロングランを続け、ピュリッツァー賞とニューヨーク劇評家賞を獲得したウィリアム・インジの舞台劇

これは男の裸を見せつける映画ですかね〜笑
いや、間違えました！純愛モノですm(_ _)m

こういう恋もありか〜

ストーリー展開良かったです

若くて美人であるがゆえに

みんな美男美女ですね

やっぱり力持ちはモテる！
あとキスが濃厚

それにしても、キム・ノヴァクはホント美人
ローズマリーがなかなか強烈だった

【第28回アカデミー賞　美術賞、編集賞受賞】
『ミスタア・ロバーツ』ジョシュア・ローガンが同名戯曲を映画化した作品。主演は『サンセット大通り』ウィリアム・ホールデンと『めまい』キム・ノヴァク。

もっとほのぼのした作品かと思っていたら意外とじめじめした話だった。地方都市を舞台としたいやな人間ドラマ。

『サヨナラ』でみせたジョシュア・ローガンの堅実な手腕は本作でも健在で、映画としてなかなか上手い。都会でも田舎でもないという土地での強迫観念、集団意識を浮き彫りにしてみせている。

最初から決められていたような恋愛からの解放、自分の外見や年齢を気にせざるを得ない女性心理を群像劇的に描いている。特に切実だと思ったのは中年の女性教師かな。結婚したとして彼女は幸せなのだろうか。それを考えさせられる終わり方が見事。

ウィリアム・ホールデン、キム・ノヴァクももちろん好演している。恋愛、結婚というものへの向き合い方を女性の視点を通して示した秀作。

• #第28回アカデミー賞
• #キネ旬外国ベストテン1956

ウィリアム・ホールデン様目当てで鑑賞したけど、とっても微妙だった…（笑）。

実業家を父に持つ大学時代の友人アランを頼り、カンザスの小さな町にやってきた、無一文の男ハル。とある家で庭仕事を与えられたのだが、近所に住む女性４人のオウェンス一家は野性的な魅力のハルに興味津々。やがて、夏の最後の日に街総出でピクニックに出かけるイベントの日が訪れ、ハルもオウェンス家の娘ミリーと同行することになるのだが…。

もちろんワイルドな佇まいといい、鍛え上げられた上裸といい、人気絶頂期のホールデンはすごく素敵なのですが…。主人公のハルは”若者”の設定のようなのですが、当時37歳のホールデンにはちょっと無理がある（笑）。同じくハルの友人アランを演じたクリフ・ロバートソンも年齢的に違和感…。
と、キャラクター設定から不穏な空気が漂っていたのですが、ハルとオウェンス家のお姉さん・マッジ（キム・ノヴァク）が思いがけず恋に落ちたことから始まるドロドロの愛憎劇に発展。友達同士、姉妹同士の関係もこじれ、壮絶な口論の場面が続いて疲れ果ててしまいました。『ヒズ・ガール・フライデー』でおなじみの名女優ロザリンド・ラッセル演じる、姉妹の同居人ローズマリーの空気の読め無さにもイライラ！！
とにかく登場人物の誰にも共感できないまま、これまた全く納得できないエンディングを迎えトホホ…。

ただ、アカデミー賞にもノミネートされた美しい田園風景や、夜のピクニックイベントの華やかな雰囲気などは特筆すべきかと！
ホールデンファンとしては一度は観ておくべきかなと思います。ほぼ上半身裸で撮影大変だったろうな（笑）。