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妖女ゴーゴンのkazu1961のレビュー・感想・評価

妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)
3.4
▪️JP Title :「妖女ゴーゴン」
Original:「The Gorgon」
▪️First Release Year : 1963
▪️JP Release Date : 1965/07/02
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-564 再鑑賞
🕰Running Time : 83分
▪️Director : テレンス・フィッシャー
▪️Writer : ジョン・ギリング
▪️Music D : ジェイムズ・バーナード
▪️Cast. : ピーター・カッシング、クリストファー・リー、バーバラ・シェリー、リチャード・パスコ、マイケル・ゴッドライフ
▪️My Review
ゴーゴンのヴィジュアルと斬り落とされた生首に、子供心にトラウマでした。ハマープロ作品で子供の頃一番怖かった作品です。。。
見た者を石に変えてしまうゴーゴンは頭髪が無数の毒蛇で、インパクトがかなり強いヴィジュアルでしたので、子供の頃に最初にゴーゴンを見たときは恐ろしかったのを覚えています。
そして再鑑賞してみると、本作に登場するゴーゴンのヴィジュアルは陰鬱で淫靡な雰囲気を持っていて、風格すら漂っています。気持ち悪さよりその造形の完成度に感心します。斬り落とされた生首は人形!!でしたが。。。
やはりハマーのホラーは、オドロオドロしい音楽とデザイン、そしてセットが付き物になっていて、独特の個性と味わいがありますね!!そして、映画全体に立ち込めるノスタルジアのような古めかしさが魅力の源泉です。
また『吸血狼男』同様、本作も悲恋の物語です。ハマープロのホラー×悲恋、なかなか秀作揃いですね!!
ピーター・カッシング、クリストファー・リーの二大ホラー俳優が対峙するのも見どころです!!

物語は。。。
ある村で画家とモデルの変死体が発見されました。画家による無理心中であると断定されますが、その父親は息子の無実を信じて調査にやってきます。しかし父親もまた何者かによって石に変えられてしまい、事件の裏には、現代に蘇ったゴーゴンの悪霊が存在していたのでした。。。

本作のモンスターはゴーゴン三姉妹のメゲーラで有名なメドゥーサの妹にあたるんですね。

▪️Overview
ギリシャ神話の怪物ゴーゴン伝説をJ・レウエリン・デヴァインが現代ものに翻案、ジョン・ギリングが脚色、「吸血鬼ドラキュラ」のテレンス・フィッシャーが監督した怪奇映画。撮影はマイケル・リード、音楽はジェームズ・バーナードが担当した。出演は「吸血鬼ドラキュラ」のコンビ、ピーター・カッシング、クリストファー・リーほか。(引用:映画. com)
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