じろともトン

不滅の恋/ベートーヴェンのじろともトンのレビュー・感想・評価

不滅の恋/ベートーヴェン(1994年製作の映画)
5.0
#映画 #movie #映画好きと繋がりたい #ネタバレなし
◯ #バーナードローズ 監督 #ゲイリーオールドマン 「#不滅の恋ベートーヴェン 」。
◯ゲイリー・オールドマンがベートーヴェンを熱演している「不滅の恋/ベートーヴェン」という作品があります。
◯ベートーヴェンには生涯想い続けた想い人がいたのでは、に関する物語。
◯バーナードローズ監督は個人的に初期の「 #ペーパーハウス 」がダークファンタジーとして大好きで「 #キャンディマン 」から最近では日本で「 #サムライマラソン 」を撮ってます。
◯ベートーヴェンは天才的な作曲家であるのに、聴覚の障害を抱えたまま、後に名曲と呼ばれる作品を多く残します。
◯ベートーヴェンを演じるゲイリー・オールドマンの演技がすごいです。
グランドピアノに耳をあててピアノの音色を振動で感じる姿が印象的です。
新曲披露の場で、自身の指揮が演奏者と合わなくなるシーン。
養子との確執。
決して天才作曲家の良い面だけでなく、人間くさい面や、弱い面も描いている事にこの映画の素晴らしさがあります。
◯製作当時のベートーヴェン候補に、#アンソニーホプキンス と ゲイリーがいたそう。
「 #コッポラのドラキュラ 」「 #ハンニバル 」でも共演している2人だけど、世代の違う2人が常に役柄で競っている、レクター博士に対抗できるのが、ゲイリー・オールドマンの凄さ。
◯「コッポラのドラキュラ」のオーディションには、既存のイメージのドラキュラを演じる様なルックスの良い俳優さんの中で、ゲイリーがいるのに、コッポラ監督は不思議に思ったそうだけど、結果的に主役を射止めて、原作により近いドラキュラ像を演じています。
技術的には意図的にアナログな効果を多用した中で、ゲイリーの地声の凄みに録音部のスタッフが驚いたエピソードが面白い。舞台仕込みの演技力と声量も彼の魅力。
◯「 #レオン 」の悪徳警官役で知名度が上がったけど、それからステレオタイプの悪役のオファーばかり来ている中でも、こういう作品に出演していき、今ではオスカー俳優。個人的にはオスカーあげるの遅すぎる。
◯映画デビュー作でパンクアイコン #シドヴィシャス その後 #ウィストンチャーチル でオスカー、役の振り幅の広さもゲイリー・オールドマンの魅力。
◯本人はロマンチックな役も演じたいと話していて、実際自分も観たい。この映画ではそのゲイリーが観れると思います。
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