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不滅の恋/ベートーヴェンのJornのレビュー・感想・評価

不滅の恋/ベートーヴェン(1994年製作の映画)
3.9
音楽の解釈の仕方を嘗て学校の授業でやったが、ルートヴィヒの考え方に近いことをやったように思う
彼の解釈は古式に捕らわれず自由であったのだな
この作品の彼は嫌うモーツァルトの曲が結構好きで、どちらかというとモーツァルト陣営からの視点でベートーベンを見ていた
音楽室の絵もそんな感じだし
この作品は出来る限りベートーベンという人間を丁寧に紐解き、またゲイリーさんの見事な演技で描いてあった
謎解きにはアンナ・マリーの辺りでもしやと思い始めたが付箋をきれいに回収していってくれた
ただ1つのあの時、あの人が彼女に伝えていたなら、ルートヴィヒも彼女も苦しめ合わなくて良かったのに

てっきりイギリス映画だと思ってた
父ヨハン役の方が角度によってアラン・リックマンに見えてドキとかする
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