「ガレージ」
初めて観るインドネシア映画。どこも大して変わらぬ「ムラ」意識。
本人のなんの罪もないのに「不倫の子」だ判ると大人たちがこぞって非難する件。
イスラム圏の戒律の厳しさ故かあれだけ勝気な少女なら「関係ないじゃない!!」と一喝してもよさそうですがさすがにこの閉そく性にはなす術もない。
さすがにこの映画のように大家から立ち退きを迫られ、逃げ込み先にあろうことか自警団が検査に来たりまではしないだろうが、連日メディアで釈明、謝罪を求める醜聞騒ぎを見せられる2017年現在の我々日本人にもこの主人公が窮地に追い込まれていく姿は容易に想像出来るはずです。
大国アメリカだって例外じゃありませぬ。