CANACO

ディアボロス 悪魔の扉のCANACOのネタバレレビュー・内容・結末

ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

法廷ものと思わせておいてオカルトものだった、という記憶しか残っていなかった作品を25年ぶりに再鑑賞。

フロリダ在住の凄腕弁護士がN.Y.の大手法律事務所に引き抜かれ、妻とともに豪邸に移住。幸せ絶頂と思われたが、事務所のボスに命じられるまま仕事に打ち込むうち、妻との関係が悪化。ボスには可愛がられ出世するが、私生活はどんどんすさんでいき、最悪の展開へと転がり落ちていく物語。

弁護士役はキアヌ・リーヴス、妻はシャーリーズ・セロン、ボスはアル・パチーノが演じている。ものすごく期待したわりに記憶に残っていなかったのはきっと、弁護士・ケビンに対する「涼しい顔してるけど、やっぱりアンタのせいだよ感」のせい。有罪だとわかっていながら依頼人を無罪にして、仕事が忙しいからってメンタル病んでる奥さん放置して、そこら中の綺麗な女の人に都度目移りしてる人に共感できない。悪魔関係ない。

あと終盤のCGがダサい。アル・パチーノをもってしても、あのダサさは消せない。さらにいうとラストそのものもダサい。同じ世界の中で解決してほしいなあと思う。

B級映画だなあと感じるが、シャーリーズ・セロンの美しさと演技力は一見の価値あり。
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