虚栄心の行き着く先。
俳優陣が豪華でした。
常勝の若手弁護士で少し影を感じるキアヌリーブス、若く美しく魅力的な妻シャーリーズセロン、黒い笑顔で怪しい男アルパチーノ。
勝つことにこだわって、有罪の性犯罪者を無罪にし、被害者を傷つけることを選んだ弁護士。
良心の呵責や違和感、制止や警告、すべて無視して突き進んだ先に待っていたのは。。
シャーリーズセロン、病み壊れていく美人妻役がハマってました。
見たもののグロテスクさがエグいけど、ここまで??ってくらいの勢いでおかしくなっていってて、元々の罪悪感ゆえってことなのか。
アルパチーノは流石の存在感でした。ただしゃべっているだけで怖い、不穏さを感じさせるのがすごい。
終盤の展開は想定外すぎて、えっ??ってなりました。
ラストは、繰り返しを予感させて、人間の欲望、罪には、終わりがないっていうことを示したいのか。。やっぱりエグい。