リドリー・スコット監督の歴史大作。
エルサレムを巡る十字軍とイスラムの戦争を描いています。
SF作品も好きだけれど、リドリー・スコット監督の手がけた歴史ものも素晴らしいですよね。
作家の塩野七生の『十字軍物語』もめちゃくちゃ好き。
その世界を、映像化してくれた感じでした。
剣と甲冑の似合う、オーランド・ブルーム主演。
イスラムの英雄サラディン、悲劇の名君ボードワン4世など実在の人物の活躍も活写されていて楽しかったです。
アレンジしている部分もあるんでしょうけれど、史実に寄せている。
歴史好きにはたまらない映画。
この時代とこの地域は、日本人には、ピンとこないところもあります。
いずれにしても、今に続くエルサレムをめぐる問題についても考えさせる作品でもありました。