あの時こうしていたら、未来は変わっていたかもしれない。
もしも、の世界をネタにした作品は少なくはないけれど、もしもの世界とリアルタイムに両軸でストーリーを進行させる発想が斬新。
映画は上映時間が決まっていて、どこかで物語の終わりがある。
大きなビジネスチャンスをものにしたらハッピーエンドなのか?
彼氏の浮気に気付いてしまったらバッドエンドなのか?
その刹那を切り取って感傷に浸っても、人生はそこで終わりではなくて、ハッピーエンドの先に辛いことがあるかもしれないし、バッドエンドの先に大逆転ホームランを打てるかもしれない。
2つのストーリーに、良いも悪いも選ぶ必要はない。
ただ、グウィネスパルトロウのショートカットを拝める、それだけで至福。