のんchan

ある愛の詩ののんchanのレビュー・感想・評価

ある愛の詩(1970年製作の映画)
4.3
秋になったからか...急に頭の中に流れ出したあの懐かしいフランシス・レイの楽曲🎶
メロディ=永遠の愛♾️を感じてしまう。

『愛とは決して後悔しないこと』

リアルタイムで観てるわけないけど、観てからもう何十年も経ったからか?映像は一つも思い出せなかった💦

監督曰く「20年来の大雪に見舞われた年で撮影は大変だった(特典映像で秘話を知ってシーンを観るとまた感慨深い)楽曲はフランス人の作曲家を希望していた。ある作曲家からテープが届いたがイメージに合わずで困った。そこでフランシス・レイにぜひ頼みたかったが多忙で断られ諦めていたところ、ツテでアラン・ドロンから直接口利きしてもらえてフランシス・レイが作曲してくれたんだ。思ってた通り、あまりにもピッタリで感動した。」
全く知らない話。アラン・ドロンっていつも良い話を後になって聞くな〜✨


裕福で代々ハーバード大学出身の御曹司のオリバー(ライアン・オニール)は、レールに敷かれる人生、権力を翳す父親に反発していた。アイスホッケーに青春を費やす爽やかな青年。
図書館で会話した快活なジェニー(アリ・マッグロー)に瞬時に恋に落ちてしまう。ジェニーはハーバード関連の大学に通い音楽家を目指すイタリア移民の苦学生。
家柄の違いなど若い2人にはなんら問題ではない。お互いに将来を誓い合う関係になり、オリバーは父親の反対を押し切り、大学の牧師に依頼し、数名の友人から祝福され、自分たちだけのオリジナルの結婚式をあげる。
父親の援助は打ち切られるが、ジェニーが小学校の音楽教師として働き、オリバーは優秀な成績で卒業し、法律事務所で働き始め、いよいよこれからの時、ジェニーに余命僅かの宣告が下る...


ベタですよ、何が悪い?なんでこんなに平均スコア低いかな?
時代にそぐわないかな?
でも人を愛する気持ちって時代関係ないよね。

豪雪に逆転の発想をし、スタジアムを借りて80cm積もった雪の中で戯れる2人がいい⛄️ホントに自然だし、軽快な会話、特にジェニーの頭の回転が良いのが分かる、ちょっとイジワルな感じも可愛いし💕
この時のライアン・オニールは6人の候補者(クリストファー・ウォーケンも入ってた)の中で適役だったと監督も語っている。爽やかでスポーツマンでイケメンで、ちょっと頑固で優しい、本当に理想的な青年🩵

オリバーのルームメイト役で、当時ハーバード大学を卒業したばかりのトミー・リー・ジョーンズが映画デビューを飾っている。

やっぱり良い、泣ける😭
素直に感動できるって良作なんだよね。
久しぶりに没頭し、若さを懐かしみ、愛する時間の尊さを再確認して心が洗われた💖



映画のピックアップシーン入り『ある愛の詩 Love Story』by Francis Lai

https://youtu.be/zu5Qv886i10?si=LrjdirkmFtvoF1AU
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